債務整理

債務整理期間はどれくらいかかりますか?

債務整理期間はどれくらいかかりますか?

一般的に、債務整理期間はどれくらいかかるのでしょう。また、急ぐべきか、あるいはじっくり進めたほうが良いのかを検討します。

債務整理期間は最大でも半年間

債務整理期間は大体3か月くらいが多く、長期に渡った場合でも半年程度が目安になります。詳しくは、弁護士あるいは行政書士に依頼をかけた後、貸金業者宛に受任状を送ってから和解に至るまでの期間が、3か月から半年という長さになります。特定調停の場合は3~4か月程度、個人再生は大体半年程度。また、自己破産のみ、原則3~4か月で完了する場合と、半年かかる場合の2つに分かれていまます。原則3~4か月で完了するのは、高価な財産がなく免責についても問題がない場合の同時廃止手続き。もう一つは、高価な財産があったり免責不許可事由がある場合などの少額管財手続き。こちらは原則で半年ほどの時間がかかります。
ただし、弁護士などの専門家、あるいは裁判所を介さず個人で債務整理を行おうとした場合には困難が生じる可能性があります。まずは債権者側になかなか受け付けてもらえないことから始まり、加えて債務者側の知識不足などにより遅々として交渉が進まず、一年たっても進展しないといったケースも時にみられます。

返済期間は原則3年間

任意整理、特定調停、個人再生の分割返済の期間は、原則として3年間。回数は36回で完済するということになります。また、限度は5年間。60回の返済でも可能です。

債務整理は急いだ方がいい?

和解前の債務整理期間内でも、利息の上乗せは続きます。返す側の債務者にとってはこれ以上返済額を増やしたくないといった焦りから、早期の決着を希望してもおかしくありません。
ただし、債務整理を進めている間、返済自体はいったんストップしています。となると、これまで返済に充てていたお金をある程度は生活資金に充てることができ、困窮からの建て直しを図ることができます。また、多少なりとも貯金に回すことを目指すことも可能です。
債務整理が完了し、その後は最低3年間の返済期間に入ります。その間、病気や事故に遭ったり、自然災害に被災するなど、生活を脅かす出来事の起こる可能性は決してゼロではありません。もちろん、訴訟に発展するほどの債務整理期間の延長は結果として好ましくないことは明白です。ただし債務の完済はもとより、不慮の事態にも備えるため、必ずしも債務整理を急ぐ必要はないということができるでしょう。