自己破産

自己破産とは?

自己破産

自己破産は借金に苦しんだ末の最終手段となります。ですが、どうにもならない返しても返しても終わらない借金は、自己破産で処理しなくてはいけなくなるケースもあります。最終手段として、自己破産がどういったものなのか、自己破産についてわかりやすく説明します。

自己破産とは?

自己破産とは、裁判所に破産の申告をして、今ある借金をすべてゼロにする手続きのことです。借金がゼロになるなんてすごくいい方法のような気がしますが、そう簡単に自己破産できるわけではありません。
借金の支払いができなくなった、『支払不能』と裁判所に判断されなくてはいけません。支払い不能とは、どれだけ借金の額があるか、収入はどれくらいか、持ち家など資産はどれくらいあるのかを確認して、総合的に判断されます。
この自己破産の手続きはとてもたいへんなので、司法書士や弁護士が、破産申告書から、借金を返さなくてもいいですという『免責』という状態になるまでの全ての手続きをしてもらいましょう。

自己破産のメリット

自己破産の最大のメリットは、全ての借金の支払いがゼロになることです。借金を支払う必要がなくなります。
さらに、自己破産の手続きを開始すると、お金を借りていた金融業者は、給料を差し押さえたりすること、いわゆる強制執行ができなくなります。
また、多くはありませんが、ある程度の財産を、自分の手元に残すことができます。

自己破産のデメリット

自己破産の一番のデメリットは、やはり『ブラックリスト』にのってしまうということです。借金がおよそ5年から10年ほどできなくなります。さらに、国が発行している官報という機関紙に名前が載ります。ただし、この官報は一般の人が目にすることはほとんどなく、多くの人が官報なんて初めて聞いたという人もいますので、そこまでデメリットにはならないかもしれません。さらに、免責といって借金を支払わなくても良いと裁判所が決めるまでは、警備員などの信用が必要な職業につけないことがあります。

自己破産の手続きはどのようにするの?

まずは、司法書士や弁護士の無料相談を受けましょう。そして、自己破産のケースかどうかを判断してもらいましょう。そして、自己破産を申請した方がいいと判断されると以下の流れで手続きがスタートします。

①受託通知や債権調査開始
  借金をした金融業者に対して自己破産の受託通知というものを発送してくれます。
  すると、取り立てがストップします。

②自己破産申告
  司法書士や弁護士が、自己破産の申し立て書を作成します。
  そして、裁判所に提出します。

③免責決定
  免責決定が決定すると、全ての借金を支払わなくてもよくなり、ゼロとなります。
  このように手続きが進んでいきます。

自己破産の注意点!

自己破産で注意しなくてはならないことがあります。
それは、借金を返す必要がないと判断されないことがあります。

・ギャンブルが原因の借金
  借金がゼロになることは認められません。

・財産があるのに隠した
  自己破産が認められないことがあります。
  ほとんどの場合で自己破産は認められますが、こういったことは注意してください。

同時廃止と管財とは?

自己破産の手続きには実は2つあります。

  • 同時廃止
  • 管財

というものです。難しい言葉のようですが、自己破産する人に財産があるかないかです。財産がある人は、管財となります。管財の場合は手続きが難しく時間がかかります。さらに裁判所に支払うお金が多くなります。
財産がない場合は、同時廃止ということになります。ほとんどの場合は、この同時廃止です。

自己破産・まとめ

自己破産は全ての借金がゼロになりますが、信用がなくなるため、今後の生活に大きな影響がでます。あくまでも最終手段なので、しっかりと借金を把握して専門家に他の方法がないのかしっかりと検討してもらいましょう。